初夏のニセコ

青森からガイドさんがツアーに参加してくれました。
青森からフェリーで早朝に北海道へ。ツアーを一日やったら夜にフェリーで青森へ。
意外と北海道と東北って近いもんです。寝れるし車も運べるし、よっぽど道内を車で移動する方が大変なくらい。
とはいっても、ツアーのためにわざわざニセコに来てくれるとは何ともありがたいことです。

講習会などで何度かお会いしている方々ですが、私自身のツアーでニセコを歩くのは初。
だけどもワタシ的には何も変わらず…どこに行ってもその地域の自然を感性で楽しみ・科学で知る――ただそれだけなので、そこいらの楽しさの一片を皆で共有してました。

普通に歩いたらただの森でも、きちんと見て知ってみると、より見えてくる世界があって楽しいものです。

キノコを観察中。
自ら気付いて観察を楽しんでいるので、ガイドが横から解説なんぞする必要はありません。というか、私はキノコはよく分からんので解説はスルー。

歩きながらもメモを取る熱心さ。私もテキトーなことを言えません…。

登山をしなくても、山岳風景と高山植物を楽しみながらの昼食。一番の贅沢かもしれません。

夕方が近づくにつれて、森の光がまた美しく、ニセコのダケカンバ林が明るく気持ちがいい。
だけどもスポットライトが綺麗だったので、ど・アンダーで暗~く撮る私。
ニセコらしい明るい森の雰囲気…ゼロ。

気の知れた仲間とおしゃべりを楽しむ心身の余裕を持ち、時に細かくきちんと足元の自然に目を向けて、時にざっくりと大きく自然を捉えて、自分の自然に対する目を磨き……やっぱり最後はおしゃべりをしながら楽しく歩いて――メディアで報道されるインバンド観光の欠片も感じず、連休の混雑はまったくない、ニセコの自然散策。

まぁいつもこんなふうに人のいない場所ばかり狙って歩く地味なツアーですが、こんな変わらぬツアーでお待ちしています。

コメント

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.