この日は下見の日。
通常のツアーでは行かない(行けない)距離を行く作戦。
航空写真でキレイそうな森を見当つけて、羊蹄山麓の奥の奥を目指します。
ここ数年来、ニセコの冬は外国人に大人気。
羊蹄山目当てのバックカントリースキーヤーもとても多いので、歩いた(滑った)跡がまったくなくて、一日誰にも会うことがない、というのが昔よりもずいぶんと少なくなりました。
人のいない所ばかり狙うワタシとしては、「ワタシが滑る時は、ここは通らないよね~」という場所を狙ってルートをとります。
写真ではなかなか表現できませんが、さすがにここまで奥に入ると立派な森です。
こちらはエゾライチョウの糞。思えば、今年初めて見ました。
昔はよく見たものですが、ここ数年は見る機会が減ってきたような気もします。
クマゲラのお食事跡。盛大に散らかしてます。
オシャグジデンダ(大木に着生するシダ植物)は冬の空気が乾燥している間は葉を巻いて蒸散を防ぎますが、春になってくると葉をピンと伸ばします。こんな風景も春ですね。
そういえば、ニセコでは他の着生シダってなかなか見ませんが、やはり雪が多いせいで着生しずらい、ということなのでしょうか。その割には、オシャグジデンダだけは気にすればそこそこある。
「なんでだろ?」と、そんなことを考えながら他の着生シダを探してみましたが、やっぱりありませんでした。
直径1m半をゆうに超えるオヒョウの木。スバラシイ!!
狙い通りの、いい森でした。
家に帰る途中、ふと空を見上げると、「なんか飛んでる?チゴハヤブサかな?」と思いきや、ちゃんと見てみたらチョウゲンボウでした。写真はボケボケですが。
これも久しぶり。
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