「カメラ運用~3」

やっと本題。カメラ完結編・E-M5 MarkⅡの運用方法です。
このカメラを持つ時は、仕事(ツアーや調査仕事)よりもプライベートでのフィールドワークや登山です。
しかしワタシ、プライベートでもヤブに突入したり急斜面をよじ登ったりしています。「あまりカメラの扱いを気にして歩きたくない」とは言っても、さすがに常にハダカで持ち歩くわけにはいかず、保護のためにもやっぱりカメラケースは必須です。
本体だけを首にかけて歩く、というのはミラーレスサイズはさすがにナシ。歩くたびにブラブラするし、首が疲れるし、急斜面・ヤブ漕ぎ不可ですから。
カメラを買う前からチェックしていたカメラケースがこちら。
パーゴワークス「フォーカス」
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このバッグは昨年リニューアルして復活。ポケットが変わり容量も少し大きくなり、防水性もアップしました。
このカメラバック、ザック前面に固定することも出来ます。
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ちなみにフォーカスのサイズ感は・・・
フォーカスの底面に外部フラッシュを入れて仕切りを置き、その上から「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」にレンズフードを付けたまま本体を入れてぴったりサイズです。
ワタシがこのバックに入れているものはこちら↓。
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・野帳、シャーペン
・PLフィルター
・外部フラッシュ
・レンズペン
・レンズクリーナー
・予備アンカー、締め付け金具
・予備SDカード
・予備バッテリー
この程度は余裕で収納できます。
基本的にこのカメラバックをたすき掛けにしたいのですが、それでも、急斜面などではバックが動いてイマイチなんです。前かがみになったりすると、ゴロンと前に動いちゃいます。
そこで、カメラストラップをコレ↓に変更。
ピークデザイン「リーシュ」
公式サイトの紹介動画も貼り付けておくので、そちらもどうぞ。

こちらのストラップは、アンカーと呼ばれる部品をカメラに付けるだけでストラップの取り外しが自由に出来るほか、カメラ付属のストラップよりも長くて(最大145cm)伸び縮みも自在。
実はワタクシ、カメラストラップの “長さ” が欲しかったんです。しかもただ長いだけじゃなく、サッと短くしたり長くしたり……これがしたかったんです(理由は後述)。
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しかも、ストラップの片側はカメラの下に付けたかった(これも後で)。
その分、右手側のホールドがストレスフリー。ストラップがないホールド感って、感動します。
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一応、右手側にもストラップを付け替えられるように、アンカーだけは付けっぱなしにしています。
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ちなみに、下アンカーにある黄色の細引きは、アンカーの紐を少し長くすることでバックに収納した時にプラスチック部分がモニターに干渉しないようにしています。
※ほどけたら悲劇なのであまりおススメしません。アンカーの紐を直接結びましょう。もしも細引きで延長するなら、エイトノットなどの信頼性の高い結びを。くれぐれも強度不足の紐で延長しないように。
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このストラップを長めにセッティングしてたすき掛けにし、カメラバック本体(フォーカス)のベルトは肩にかけずにウエストバックのように使ってみると…
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良い感じ。イメージ通り。
しっかり身体にフィットします。
しかもカメラバックとカメラの重さが肩に集中しないので、スゴく楽です。
そしてこのストラップをササッと短くすれば・・・
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カメラを体の後ろに回せます。
遊歩道などなら、いちいちバックにしまわなくてこのまま歩けますね。まさにこれが速写ストラップと言われる所以。
レンズを向けようと思う敷居が一段下がります。これ、とっても大事です。
大した悪路でもないのに、撮る時にいちいちバックを開けてカメラを取り出して、撮ったらまたしまって…なんて、ワタシにはそれすらストレスなんで。
ここでもE-M5の防滴・防塵機能の安心感が発揮されますね。
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前に持ってきてもOK。
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この運用がしたかったので、ストラップの片側を下に付ける必要がありました。
というのは、通常のようにカメラの両側にストラップを付けるとレンズは前を向いてしまいますが、このストラップならレンズは下を向きます。レンズ保護のためにも、コレ大事。
あとは前にも紹介したGPSを取り付ける場所を確保するだけ。
GPSMAP64sを買うと付属でついてくるホルダーを、カメラバックに付けっぱなしにしておけば…
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ザックに付けてあるGPS用カメラケースはそのままで、本体だけを引っ越しすれば済みます。
楽ちんです。
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ワタシの歩き方では、E-M5 MarkⅡの運用方法はこれでハマってます。
運用方法が出来上がってしまえば何てことないシステムなのですが(システムというほどでもない)、世に数多ある道具のどれを選んで、それをいかにして自分用に使うか―、ここがムズカシくも楽しいですね。

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