野外を歩く時、ツアーでは色々と荷物が多いのでたいていザックを背負って歩いていますが、調査仕事やプライベートでは、肩掛けカバンにひととおりの道具を入れて歩いています。
そしてカメラは、肩紐にカメラケースをつけて使っています。
今日、ちょっとした私用で、道のない森のヤブの中を歩いていた時のこと。(“私用でヤブ“ ってのもなんですが)
ひととおり見て歩いて、写真を撮ろうか・・・と思って手を伸ばすと・・・
「カメラがない!カメラケースごと、ない!!」
「ヤブの中で落としたのか!!」
しかもこんな時に限って本気カメラを持ってきているし!
やっぱり、事件は現場で起きています。
こうなると、全てを忘れて捜索モードです。
絶対に誰も来ないヤブの中なので、誰かに持っていかれる、なんてことはありません。
しかも雨も降っていないので、今日中に見つけられれば壊れることもなく、きっと問題なし、です。
だけども、ずっとヤブの中を歩いていたので自分が歩いた道をたどろうにも、なかなか正確に戻りながらたどることは難しく・・・捜索もままなりません。
30分ほどヤブの中を歩きまわっていたら、カメラケースをつけていたベルトを発見!
ベルトごと切れた(外れた)ようです。
「思っているよりも、もっと前のタイミングで落としたのか・・・」
と、ずいぶん戻って歩いてみても見つからず。
「あ゛ぁぁぁーーーー(涙)また出費が・・・・」
と諦めかけたころ・・・、
先のヤブの中からカメラケースが見えるじゃありませんか!
「うぉぉーーーー!あったーーー!!」
思わず叫んでしまいました。(どうせ誰もいない森の中だし)
神さまっているもんです。
たまにイタズラをするようですが。
結局、1時間半近い捜索でした。
故障もなし。
家に帰ると早速、肩紐につけているカメラケースを改造。
といっても、たとえベルトが切れようが外れようが、それだけではカメラは落とさないように装着しただけですが。
肩紐にはタイラップとカラビナ、さらには落下防止のゴム紐にピンクテープ(笑)。
格好なんてどうでもよくて、二重三重のバックアップが大事なんです。
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