シラタマノキ

つい先日のツアーで、
お客さん:『シラタマノキの実の、白くてまん丸が好きなんですよねー』
ワタシ:『花もちっちゃくて地味な感じがまたいいですよねー』
お客さん:『そういえば、花は見たことないなぁ』
なんて話しがあったので、その方のためにシラタマノキのアップです。
白くてまん丸の実。
潰すとサロメチール臭がします。(サロメチールというより湿布のようなと言った方が分かりやすいか!?)
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わさーっとシラタマノキ。
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花はこんなです。(ニセコ山系 7.24)
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シラタマノキは、亜高山の少し乾燥したザレ場のような場所に多く生育します。
シラタマノキの周囲には、アカモノやらガンコウランなんかもいるかもしれません。
高さは10cm~20cm程度なんでハイマツ林下などにもありますが、登山口などの森―ミズナラ、ダケカンバ、ササ林下などにはいないかな、と思います。(何事も絶対はないので断言はしませんが)
シラタマノキでもなんでも、その ”個” を知って自身で名前を決められることは間違いなく楽しく、自然をみる目と感性が豊かになる一歩ですね。
でもせっかくなんで、少し離れて見てみて、
「どんな環境に多く生え(=生育適地)」
「他のどんな植物との組み合わせで生えているか」
なんて ”全体” にも気を配ってみると、もう少し自然をみられるようになるかもしれません。
ちなみに、そっと言ってくれれば、皆さんの興味のある花や鳥やらをいくらでもブログにあげますよ。
当ブログは別に、販促のためにツアーの広報をして、その時々のニセコの季節感をオンタイムで発信して…とか気にしてないし。地域も季節感も別に関係なし!ですから。
(↑それでいいのか、というハナシは聞こえない聞こえない)

コメント

  1. Ftre-zen より:

    雪のない鏡沼はあの時が最後でした。
    今度は花の時期にも歩いてみましょう!
    季節感の違いが楽しいですよー。

  2. 村上一穂 より:

    シラタマノキの写真ありがとうございます!花はやはり見た記憶はありません。可憐な花ですね!
    季節外れの素材ですが、違和感があまりないのは私だけでしょうか?鏡沼の植生の話面白かったです!ありがとうございました!

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