東北南部以南には「ツクバネ(衝羽根)」という木が分布していて、その名の通り正月の羽つき遊びで使う羽に似た実をつける木なんですが、この木は北海道には分布していません。
北海道で ”ツクバネ” といえば「ツクバネソウ」という植物(草本)で、葉を四枚輪生状につけるのが特徴。ツクバネソウも秋には ”衝羽根” のような実をつけます。(本家「ツクバネ」ほどではありませんが)
葉を5枚以上(多くは6~8枚)つけるものは、クルマバツクバネソウ。
ツクバネソウとクルマバツクバネソウは「衝羽根」に似た実の形からどうしても秋の実の季節によくピックアップされますが、花もいい造形なんです。
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