快晴とポカポカ陽気が続いた二日間。
両日ともにこんな快晴とは珍しい。今年は3月に入って急激に春がやってきています。
お客様は鳥好きのおふたり。
鳥を見分けられるようになるには、観察の方法や一定の鳥の知識、双眼鏡の慣れ、見るべきポイントを知ること…などそれなりに訓練が必要ですが、それらを今まで楽しくやってきたので今回はいよいよ「鳥の声」にチャレンジ。
鳥を声で識別出来るようになると格段に鳥の存在を意識出来るようになり、見つける確率も上がり、見えなかった時にも楽しみが増えます。
さらには、純粋に ”その難しさ” 自体が面白いものだし、鳥の音声コミュニケーションの多様さにも驚かされます。
ただ、声での識別となると自然ガイドですら難しい分野なので、ワタシ的なコツや覚え方なんかを伝授(?)し、少しアカデミックな要素も盛り込みつつ歩いてみました。
道路脇でも観察中。不審者と思われないように注意が必要です。
初日はそんなアカデミックな一日だったので、翌日は展望満喫ツアー。
せっかく天気が良くて暖かな陽気が気持ちいいので、私の解説や話しなんぞはいりません。
すでに桜が咲いている本州からのお客様なので、”たっぷり雪の森を堪能しよう計画” なのです。
雪はまだ数メートルはあるけども……
晴れる日が多くなり――
暖かくて日差しが気持ちよく――
雪の山々が美しく――
春のザラメ雪が滑りやすくて気持ちよく――
鳥のさえずりを聞きながら――
誰もいない静かな森を自由に歩いて――
私が思う、ニセコの春の良さがすべて揃った二日間でした。
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