東北より帰ってきました。
今回は青森十和田奥入瀬へ。
ワタシ的に、日本一と言ってもいいくらいの美しいブナ林が広がる地域です。
そんな奥入瀬渓流はコケの宝庫。
ここ数年はコケを主体とした活動も行われています。
マクロの視点から自然をみる、というスバラシイ視点ですね。
なので今回は、
「コケだけでなくシダ植物を入り口にした自然ツアーの企画。そのために・・・」
というのがテーマでした。
初めは、違いが分かりにくいシダ植物。
ひたすら観察して違いを見出すしかありません。
だけど分かり易いものに限って、意外と “みていない” もので・・・。
なので、みる!
ひたすら、みる!
ワークショップでは、自分たちで観察し・調べて・伝える、のが目的。
多くの種数を覚えるのが目的ではなく、たった一つのシダだけをキチンとみるのが目的なのです。
私は結局最後まで、なにも教えてません(笑)
さらには、
一見地味で小さな自然をキチンと見て、そこから大きく環境を読み取るのもテーマのひとつ。ムズカシイ課題ですね~。
皆さんすごく真剣です。
ワタシの仕事は・・・ブラブラと巡回しているだけ・・・。放置でした(笑)
講習会・観察会を通して、
みることの重要性と伝えることのムズカシさを再確認してもらえるといいですね。
終了後は美味しいお酒を多くの方々とともに飲ませてもらい、すっかりいい気分。
ホントにありがとうございました。
帰る日もフェリーの時間ギリギリまで、相変わらずの歩きまわり状態。
素晴らしい自然と、そんな自然と真面目に向き合うガイドさんたちのいる、スバラシイ場所ですよ。
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