持ち帰り癖

昨日・今日と、珍しくあまり出歩いていません。
溜まっている写真などの整理を早く終わらせないと、これからの時期はどんどん増えていくので大変なことになります。
そうなってから泣いている自分が容易に想像できます。
なので今日は、持ち帰った葉っぱと鳥の羽の整理。
どうやらワタクシ、野外から色々と持ち帰る習性があるらしく、
「掃除に邪魔!」
と、奥サマによく叱られてます。
そんな拾い集めたものを、改めて図鑑片手に調べながらの整理なのです。
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今回の調査中に、鳥の羽を発見しました。
猛禽類に襲われたのでしょう。解体されて羽だけが散らばっていました。
どうやらヤマドリ。
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ヤマドリは北海道にはいない鳥ですが、調査中に何度かマシンガンのような “母衣(ほろ)打ち” の音は聞いていて、存在は意識してました。
ヤマドリ母衣打ちの音
本州では、ヤマドリはクマタカのような大型猛禽類の大事なエサとなっている鳥です。
そんな自然の営みを想像しながらも、いそいそと拾い集めてきました。
そして今日は、その羽を家の洗面所でコソコソと洗って、乾燥・整理の一日です。
↓美しく長い尾羽ですね。
ネット上で売られていたりするくらいです。もちろん売るつもりではありませんが(笑)
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ちなみにこのヤマドリの尾羽は、長く垂れ下がることから昔から “秋の夜長” に例えられ、
「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の 長々し夜を ひとりかも寝む」(柿本人麻呂)
などと読まれています。
そんな風流な羽ですが・・・、さて問題は80cm近くある尾羽を含めて、どう整理するか。
どうせなら “ついでに” ということで、家で余っていた板にホームセンターで材料を買い足し、ケースを作ってみました。合計1000円程度でちゃちゃっと完成。
展示ケースみたいで、なんだか博物館のよう。
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出来上がってからふと気付いたのですが、
こんなデカイもの、どこに置くんだろう・・・。

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