晩夏の季節になると、これ。
スズメバチ。
道内を含めて全国には何種類かのスズメバチがいますが、どの種類であろうがまずは気をつけましょう!(って、雑な説明でスミマセン)
特にお盆過ぎあたりからは巣の拡張期なので、攻撃性も上がります。
まずは、野外では黒い服や強い匂い(香水など)はハチを誘引しますので避けましょう。
スズメバチの羽音は大型のアブとは違って概ね重低音ですので、そんな羽音がしたら要注意です。
羽音が周囲で聞こえたら、大きな声や大きなアクションはハチをさらに刺激するので、じっとしつつも静かに後ずさり。
たとえ顔の周りなどを付きまとわれてもこちらが何もしなければ、急に刺してくることはまずありません。
騒がない、騒がない。
とはいえ、ワタシもオオスズメバチに顔の周りを1~2分の間付きまとわれつつもじっとし続けるなんぞ、かなりの精神修行のようでしたが(笑)
もしも、あまりにしつこく付きまとってきたり、近くでアゴをカチカチ鳴らすような行動をされたら、それは威嚇行動かもしれません。
近くに巣がある可能性が高いので、早急に立ち去りましょう。
ここでも冷静な行動と観察力が試されます。まずは周囲をキチンと見ながら歩くことから。
万が一刺された時には・・・即病院!なのですが、とりあえず激痛に苦しむことになるでしょう。
ワタシもかつて3〜4回ほど刺されていますが、唸るほどの痛みと強烈な腫れに襲われました。
また、心拍数が上がってきたり、血の気が引いてくる感覚、呼吸困難はさらに危険。
ショック症状(アナフィラキシーショック)で命を落とす人もいます(アナフィラキシーショックについては、またの機会に)。
ちなみに、自分がアナフィラキシーショックを起こす可能性がどれだけあるか、ハチ毒に対しての自分の免疫を検査することが出来ます。
ワタシも2~3年に一度くらい検査していますが、今のところ陰性です。
ということで、ここ数日はいかにもハチがいますよぉー!的なこんな環境でヤブの中を歩き続けています。仕事なのでしようがない。
一応、ハチスプレーも装備。
殺虫剤ではありませんが、ハチが怯んだ隙に逃げるための道具です。
生息環境と生息数を考えると、ある意味ヒグマよりも怖い存在です。
この季節、独り歩きの際には十分お気をつけ下さい。
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