今年もこの時期がやってきました。
毎年参加させて頂いている、洞爺湖中島エゾシカ生息数調査。
エゾシカと森林との相互関係を調査しデータを集積することで、適切な管理保全を目指すためのものです。
洞爺湖中島では、1950年代半ばからの数年に渡って、3頭のエゾシカが観光目的で移入されました。
その後、爆発的に個体数が増え、森林の姿も大きく変わってしまいました。
『人間が自然に与えた“圧”なのだから、人間が責任をもって出来るだけ適正な方向に向かわせる努力を』
という思いのもと、調査が行われています。
私自身はこの調査に関わらせてもらって10年くらいですが、調査自体はもう35年近く前からずっと行われています。
自然には、「続けないと見えてこないこと―続けているからこそ見えてくること―」があるとはいえ、実際に続けることは想像以上の多大な労力が必要です。
こんなふうに、長い間自然を見続けている時間・労力・数多くの考察を、もっと多くの人に知ってもらえるといいですね。
私自身、ホント、頭の下がる思いです。見習いたいモノです。
さてさて当日のワタクシ、哺乳類を調査・研究している学生さんたちと一緒に山を歩きながらの調査。
ワタシはただ、学生たちの気分を盛り上げながら歩いているだけです。
休憩中には、学生と、
「僕、こんなことをやりたいんスよね~」
みたいな雑談をしていると、ワタシもやりたいことだらけだった20代の頃を思い出してしまいました。おっとイカンイカン、こんな感慨にふけるようになるとオジサンです。
こんなふうに若者たちと歩いて話して、この時期に少しだけ若返るワタシなのでした。
がんばれ!若者たち。
まだまだオジサンガイドも負けませんよー。
森を登る学生たち。ワタシは後ろの方で楽してます。
今年の我が班の勇者たち。
次代を担う若者たち。
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コメント
コメントありがとう!
今年も楽しく参加させて頂きました。来年も行けるように体を作っておきます(笑)
是非ニセコにも遊びにどうぞ〜。待ってます。
来年も是非一緒にA班で登りましょう!!!
余裕が出来たら俺もガイドしてもらいたいっす!!!