春になって我が家の前の畑から雪がなくなる頃、ヒバリの声が響きます。
まさに春を告げる声。
その年の初めてのさえずりを「初鳴(初鳴き)」なんて言いますが、ニセコ(倶知安町)では、ヒバリの初鳴が例年3月30日前後となります。
ただこれはあくまで「さえずり」を始める日なので、鳴いてくれれば人間にとって格段に気づきやすくなる、というだけで、実際にニセコに渡ってくるのはもう少し前。
目を皿のようにして探し回れば、いつもこの2~3日ほど前に “鳴いていない” ヒバリを見つけられます。
そんなヒバリを、昨日21日に見つけました。
さんざん走り回って、この一羽だけ。当然、鳴いてません。
例年よりも一週間は早い、ニセコ到着です。
倶知安町の町外れ、畑周辺の道路にはまだ1m近くの雪壁があり、畑にもまだまだ雪が残っています。
除雪された道路の端っこに見えている数十センチの土の上で、何とか採餌してました。
まだ食べるものも少なさそうだし、寒いっしょ。
今日はまた雪が降ってるし。
がんばれー。
何はともあれ、春の使者のご到着は済みました。
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