(新潟にて)
本州の山は北海道に比べて急斜面が多く、ヤセ尾根(ナイフリッジ)と言われるような地形もあります。
森林限界を超えないそんなヤセ尾根にはたいていキタゴヨウが尾根沿いに生育し、タカノツメも生えています。
(奥の樹木=キタゴヨウ、手前の葉=タカノツメ)
崩壊が起きるような急斜面にはヒメヤシャブシ。
稀にヤマグルマもあります。
こんな植物が生える尾根は崖のような尾根ですので、足元注意ですよ。
ここでもやっぱり、しばらくするとヤセ尾根が出てきました。
尾根から下の急斜面を見渡せば……
リョウブや
マルバマンサク
アカシデなど
これらの植物は、他に植物が生育していないような崩壊地というほどではなく、雪が大きくズレるような急斜面に多く生育しています。
こんな植物がある場所では、仕事をしたくありません(笑)
足元に目を移して、風が抜けるような乾燥しがちな尾根なら、イワウチワとオオイワカガミなども見られるでしょう。
イワウチワ
オオイワカガミ
こんなふうに、周りの環境とそこに広がる自然を繋げて見られるようになると、また楽しいものです。
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コメント
ありがとうございます!
無事に終わることが出来て明日には帰れそうですので、またどこかの機会でゆっくりと話しをしましょう。
全さんへ
仕事とはいえども結構危険ですね。
私たちが見れない植物が沢山見れていいと思いますが
仕事になるとつらい時もあるでしょうけど怪我をしな
いで帰って来て下さい。楽しい話し待ってます。