クリスマス後のニセコは、大荒れ。
地吹雪がスゴく、ウチの周りの道路も通行止めになって陸の孤島となりました。
飛行機は当然止まり、JRも止まり、道路も軒並み通行止め―こんな中、一日ツアー(兼・取材)でした。
取材は年に数回ほど打診を頂くのですが、ワタクシは通常、諸々の事情により丁重にお断りしています。
しかし、ここ数年は稀に
『きちんとツアーに参加してくれて、時間をかけてガイドスタイルやガイド論を聞き取り、コミュニケーション・記事作成に時間をかけて……』
という、とても丁寧な対応でご依頼頂くことがあり、そんなふうにワタシのツアーに興味を持って頂くからには、こちらも真摯に対応させて頂いています。
だけど、ツアーといってもこの天気…いつもなら(通常のお客様なら)中止です。
しかし以前にもこんな日にお申し込みのお客様が、
「別に普通のツアーみたいに森の中を歩かなくてもいいんで、どこかでお茶でもしながらお話ししませんか?天気を見ながら、出来れば歩く、くらいで。」
なんて言ってくれて、コーヒーをのんびりと飲みながら室内待機ツアー?をしていたことがありました。
ワタシ的にはフツーにそんなのもアリなので、昨日もそんなスタイルでした。
今日は取材を兼ねているので、なおさらOKかな?
コーヒーを飲みながらゆっくりお話しつつお昼も食べて、雪が少し収まった頃合いを見て、森へGO!
だけどやっぱり吹雪。寒くてツラいので、車からは降りません。降りても片道10歩以内(笑)
歩くつもりはありません!
「それでも見られる自然はある」とワタシ的持論の元、車内から森を眺めてニセコらしさの一端を知り、森をハシゴしていました。
ヤブキ論的には、たとえ車窓風景でも
“みようとするか、気づくことが出来るか”
が自然を知り楽しむポイントなのです。
それにしても、自然ツアーというよりか車内ツアーの様相。
「自然の中を歩かない自然ツアー」とは、相変わらずワタクシ、分かりにくいツアーをやってます(笑)
これじゃ、取材にもならないかもしれませんね (^_^;)
まぁこれも雪国の一日。
年に何回かのニセコの吹雪を感じ、それでもニセコの森の姿を少しみて・知り、ワタシも楽しく興味深いお話しをたくさん聞かせてもらい、「今度ゆっくり歩きに来てくださいねー」という一日でした。
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