町中の駐車場に、こんなのがいました。
コチドリの白変種。
白変種はホワイトタイガーなんかで有名になりましたが、一定の確率で起きる劣性遺伝で、身体の色を作り出す色素の過少から起きます。
最近では白いヒグマも話題になりましたね。
ちなみに、先天的に黒色色素のメラニンが欠乏して白くなった個体である ”アルビノ個体” とは違います。また、羽毛の一部や淡く色落ちしたようなタイプは、”バフ変個体” と言います。
私自身ニセコでも、ホワイト・スズメやホワイト・カラスを何回か見かけています。
真っ白な(本当の意味での?)ハクセキレイに出会ったこともありました。
なので、白い身体の個体は一定の確率で生まれてくるようです。
ただ白変個体は、群れの中での優位性や天敵からの狙われやすさなどといった点で長く生き続けられることが少なく、その分その個体自身の警戒心も強くなりやすい傾向にあり、余計に人目に付きにくくなります。
いかにもチドリらしい、超早足で逃げていきました。
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