雪がなくなってからというもの、
仕事が空いている日はほぼすべてフィールドワーク。
そうなると当然分からないことが出てくるので、家に帰れば図鑑とにらめっこ。
昨日までは、“キチンと(?)” お仕事で、今シーズン初の調査仕事で出張。
今日は専門学校での講義のため、札幌出張。
で、ただいま帰宅。
走り回っております。そんな季節です。
先日まで行っていた道北は、場所によってはいまだ残雪の状態です。
本州では30℃などと言っているのに、まだまだ花の季節にも早めの感じでした。
そんななか、植物をみながら “個” を見分けていくと、、、
ただの残雪の森にも、斜面によって・日当たりによって・地形によって・森の閉塞度によって、
その “個” の植物たちの芽吹き状況にはズレがあるわけで・・・。
さらには、ニセコでのその植物の開花時期を把握していれば、
ニセコとその場所との季節感のズレなども分かるわけで・・・。
そんな “全体像” の一部が、おぼろげながら、みえてきます。
そんな季節のズレや動植物の出現状況のズレが地域ごとにあるなんて、ごく当たり前なことですが、
キチンと意識して見てみると思わぬ気づきがあるモノで・・・。
そんな “個” と “全体” を行ったり来たりすることに、自然をみる楽しさやフシギさがあるものです。(と持論です)
そんなふう見たい・気づきたいがために研鑽!の季節に突入です。
(ニセコではすっかり終わっているカタクリが、まだ蕾の状態。だけどすぐ近くの斜面では満開なのです。)
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