表現の練習

今日も学校で講義。
今日は、日常はガイドを生業としている他の先生との共同授業でした。
自然の勉強をしてから先、どうアウトプットするか―。
これがテーマです。
自然カメラマンは “写真” で自然を表現(伝える)わけだし、
ライターは “文章” で表現します。
ビジターセンターなどでは “展示” という手法で自然を表現していますね。
自然ガイドは “観察という体験の提供” とガイドが補足する “話術” で、自然のアレコレを表現する(伝えている)わけです。
別にガイドを養成しているわけではないのですが、インプットした知識を色々なテで表現する、というやり方を知ることが大事なのです。そこから、自分にあった仕事を見つけてくれれば何よりです。
今日はそんな、ガイド的表現方法についての講義。というか実践でした。
自然を案内するには知識や経験をフツーに話せばツアーが出来ると思われがちですが、意外とそうではなく、「みせる・伝える」ために、色々な技術や注意すべき点がたくさんあるものです。
ただ説明しているだけでは、聞いている人はツマラナイ。知識があればガイドになれるわけではないのです。
そんなことに気をつけながら、お客様役の一年生相手に一所懸命にガイドしてました。
そんなムズカシイ授業なのでした。
(すっかり写真を撮るのを忘れたので、↓の写真はイメージです)
150620.jpg
さてさて、明日からはまた出張。森の中をいつものように歩きまわってます。
帰ってきたら、また講義をして、ツアーの日々。
こんな毎日です。

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