「アライグマ」

4~5日前のこと。
ふと、「あっ、タヌキだ!」と思って、よく見てみたら……アライグマでした。
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アライグマとタヌキはパッと見は似ているので、よく間違われます。
植物と違って動く生き物は、事前に見るべき点(識別ポイント)を知っていないと勘違いしちゃいますので、ここで簡単に整理を。
◆尻尾の模様
これが最も一般的な、分かりやすいポイントですね。
アライグマには縞模様があり、タヌキにはありません。
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顔の違いも見ましょう。
◆眉間の黒い部分
アライグマには黒い線があるけれど、タヌキは目の周りが黒いだけで眉間に黒い部分はありません。
◆耳の外縁
アライグマの耳は白く縁取られているように見えるけれど、タヌキには白い縁取りはありません。
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さらに、体長もアライグマの方がひと回り以上小さく見えます。
ただ、「大きさ」という識別点は二頭が並んでくれる訳ではないし、どちらかをしっかり見たことがないと比べようがありません。
また、光の具合などでも勘違いしやすいポイントなので、要注意です。
↓こちらは、エゾタヌキ。
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アライグマは北アメリカ原産の移入種。日本には本来生息しない動物です。
ワタシ個人の観察ですが、5~6年前に目撃情報を隣町で初めて聞き、2~3年前に初めてニセコで足跡を確認しています。
今年の冬も一度だけ、足跡を確認しました。
ここ数年は町内でも目撃情報がちらほら聞かれます。
「ニセコにもそれなりにいるんだろうな」
とは思っていましたが、“見たことがある” 程度では誤認の可能性も含めて生息情報としては少々弱い。
今回が初めての証拠写真でした。
あとはどの程度の数がいるのか―これは専門的な調査が待たれます。
20年ほど前では札幌・釧路・旭川などの都市部周辺のみでしたが、いまや全道各地で確認されていて、農業被害も各地で深刻になっているアライグマ。
ニセコではまだそこまでは多くない “印象” です。
これから数年後に大きな問題に発展しなければいいのですが……。
見続けること・後手に回らないことが大事です。
ワタシの小学生の頃、「あらいぐまラスカル」なんてアニメがありましたが、可愛さだけでは済まされないムズカシイ問題です。

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