「カメラ運用~2」

先日白状したように、今年の2月に本気カメラをOM-D E-M5 MarkⅡに新調しました。
発売から3年近く経っているしもう少し待てば新製品も出るかもしれない、との予想もあるのですが、すでにこのカメラはずいぶんと完成度が高いし、値段も最近はこなれてきている。
新製品が出たってウチの財布が許さない(であろう)、ということで、「ここぞと思ったときが買い時」なんです。
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このカメラの運用方法の前に、自然ガイドのワタシにとって使いやすいカメラって?という部分をご紹介。
当初、『 FUJIFILM X-H1』などにも惹かれましたが、これなら上位機種のOM-D E-M1 MarkⅡも買えちゃうし、ワタシにはコストバランスを考えてもE-M5 MarkⅡで充分です。
ワタシ的なカメラに対しての考えは、
「写真撮影が趣味ではないので、写真を撮るためだけに自然を歩くということはほとんどない。
だけどシャッターを押して自然を切り取る行為は好きだし、フィールドワークの際に見たものを今までよりも少し良い画質で、いい表現で記録したい。」
という程度です。
パソコンで等倍で見てやっと分かる程度の画質の差はどうでもいいのです。ブログやホームページの写真はすべてリサイズするわけだし。大きなサイズにプリントしたり、額に飾ったりなんてことは絶対にしません。
表現力という面ではフルサイズ一眼とは差が出ますが、やっぱりそこまでのこだわりもありません。
そもそも、自分のイメージを強く持ってシャッターを押すタイプでもありませんし (^_^;)
となると、写真をキチンと撮っている人に比べればテキトーな私には、フルサイズ一眼でなきゃいけない理由は今のところ見当たりません。
ワタシにとって何より大事なのは野外での機動力なんです。
(「じゃ、ハイエンドのコンデジでもいいじゃん」なんですが、まぁそこは色々とありまして…割愛!)
機動力という面では、マイクロフォーサーズの小型・軽量感は魅力的。野外歩きには大変よろしい。
私はレンズを何本も持ったり三脚を持って歩いたりもしないので、カメラ自体が小型・軽量なのは何よりありがたく、その分、より遠くまで歩く気にもなります。
同じOLYMPUSの「OM-D E-M10 MarkⅢ」のページには、こんな写真も載ってました↓。
“同じクラスの一眼レフと比べてひとまわり小さくて軽いボディーなので、重さを気にせずに軽快に持ち歩くことができます”
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しかもOM-D E-M5 MarkⅡは、防滴・防塵・耐低温ミラーレス。これもかなり大事なポイントでした。
レンズ自体にも防滴・防塵対応ものが多数あります。
カメラメインでない私の歩きスタイルは、正直、扱いが雑になりやすいです。
ちょっと雨が降り出したくらいでカメラの扱いに気を使うのは、私にとってはストレスなんです。これが今までずっと防水コンデジで済ましていた大きな理由のひとつでもあります。
冬でも気にしなくていい防滴・耐低温性能は魅力的です(過信は禁物ですが)。
とはいえ、もしも「きっちりと写真を撮ろう!」という気になっても、マイクロフォーサーズ機のレンズ群と価格は魅力のひとつ。
→「マイクロフォーサーズ レンズ群
300mm(35mm換算600mm)の超望遠レンズですら数万円で手に入り、フルサイズ一眼よりも遥かにコンパクトで、しかも手持ちで何とか撮れちゃいます。OM-Dの強力な5軸手ブレ補正はスゴいですから。
マクロレンズだってたくさんあるし、単焦点レンズなんかも楽しいでしょう。
私の購入した「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」レンズは、マクロ的な使い方からスナップ写真、レンズの明るさ、総合的な描画力、レンズ自体の防滴・防塵性能、野外使いにはとてもいいレンズかと思います。
「超広角レンズで湿原の風景なんかもいいな~」なんても思いますが、レンズ沼にハマるのが怖くて気づいていないフリをしています。
ちなみにこんな記事も、背中を後押し。ウデがないのでこんな風には絶対に撮れませんが (^_^;)
→「OM-D E-M5 MarkⅡ レビュー
そもそもワタシ、OLYMPUSのインターフェースにも慣れているし、発色も好み。
カメラデザインもいい。無骨感が好き。
こんな理由でしょうか。
この一ヶ月、使いながら設定を色々いじり、カスタマイズもやっと落ち着いてきました。
これをどう持ち歩くか、は次回で。

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