ニセコの登山道にはいくつかの沼があります。
そんな沼のほとりの道では、雪解け間もないこの時期には水没してしまうことが多く、今日はそんな道の偵察へ。
6月28日現在の状況です。
神仙沼~長沼まではハイキング気分で歩けます。
神仙沼ではチングルマは終盤、ミツバオウレン盛り、ミツガシワが咲き出しています。
(↓神仙沼)
長沼では水量が多くて湖畔に出られません。湖畔でのランチ休憩不可ですよ。
(↓長沼)
長沼からビーナスの丘へ続く縦走路は、例年いつも水没しますが…
長沼入り口を過ぎるとすぐにグチャグチャの道です。最低でもトレッキングシューズ推奨。
途中、何度か水が迫って来ている所がありますが、迂回出来るように笹刈りもされています。
こんな場所を2~3箇所過ぎて、最後の水没ポイントは…やっぱり。
「ホーイ、ホーイ」
と石づたいにジャンプする自信があれば渡れますが、足を踏み外すと膝以上の深さがある場所もありますんでちょっと危険。
静かに足を踏み外しても “靴全濡れ必至” なので、かなりブルーになります。
しかしここにも迂回路があります。
ただし無理やり感のある迂回路ですので、慎重にルートを選んで足を運びましょう。
ということで、“頑張れば” 長沼~ビーナスの丘・シャクナゲ岳方面には行けます。
ただし、(今回は見に行ってませんが)長沼がこの水量だと、シャクナゲ岳より先、新見峠(白樺山)へ向かう途中にあるシャクナゲ沼沿いの登山道はさらに水没しています。
藪こぎをして迂回するか、靴脱ぎジャブジャブ歩きをするか、の選択を迫られることでしょう。
ちなみに五色温泉~大谷地間にある大沼沿いの登山道も、例年水没することが多いのですが、今年はすでに歩けます。ただこちらも、湖畔でランチは今のところ不可です。
(↓大沼)
そんな状況を偵察しつつ、こんな花々を見てました。
サンカヨウ
エゾイチゲ
ベニバナイチゴ
クロツリバナ
フギレオオバキスミレ
オオバタチツボスミレ
コケシノブ
実は、コレを見に行くのが本当の目的だったりして……(笑)
全道的に珍しい、コシノサトメシダ。まだ葉が開ききっていませんでした。
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