先週末から数日間、青森へ行ってました。
いくら本州でも、花がたくさん咲く盛りの季節にはまだ早い。
だけど、自然ガイドたる者、花が咲いてりゃ分かって当然。(と思いたい)
花の盛期を外したこの時期に―しかも本州の植物を、どれだけ自分が見られるのか勉強です。(分からないから)
まぁ、東北のブナの新緑を見たいな、という気持ちが8割ですが。
15年近く前に来たけども、もう一度来てみたかった種差海岸。
その当時はニセコの植物を覚えるだけでアップアップな頃なので、今なら違うものが見えるはず。
せっかくなので、片道5kmの遊歩道を往復しました。さすがにちょっと遠い。
「天然芝生にクロマツと海」という、絵に描いたような日本的風景。
しょっぱなから、ホタルカズラに喜んでました。
やっぱりこっちに来ると、北海道では見られないモノばかりで、試されているようで楽しい。
おっ!ニオイタチツボスミレでしょう。
この騒々しさ…セイヨウジュウニヒトエでしょうか。いわゆる、アジュガ。
北海道の人間が、この状態のスイカズラを認識するのはムズカシイ…。
ハナイカダはこれから。遊歩道脇にたくさんあります。
これは道南に行けば見られるけども、やっぱり北海道では少ない。
まったくノーマークだった、ウラシマソウ。
花が盛りで、ひとりで盛り上がってました。
サクラソウも盛り。
白砂青松。(松が写ってないけど)
「なんちゃらビャクシンだろうな~」と思って調べてみたら、ハマハイビャクシンらしい。
「なんちゃらトウヒレンだろうな~」と思って調べてみたら、ハチノヘトウヒレンらしい。
ハイネズはたくさんありますが、地味すぎます。
ついでに、15年ぶりくらいに蕪島神社へ。
ウミネコの繁殖地として、国の天然記念物に指定されています。
東日本大震災の津波被害と、つい数年前には火災により本殿消失という憂き目も乗り越え、立派な本殿が再建されていました。
鳥はいつも変わらず毎年の営みに励んでいます。
ヒッチコック「鳥」の世界。
いつ空から糞が降ってくるか分からないためにビニール傘のレンタルなどもありましたが、ここは敢えて何も持たずに歩く。
落ちてきたらきたで、ウンがついた、ということで。
長くなりすぎたので、また。
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