キクイモ

オオハンゴンソウに似た、キクイモの花。
江戸時代末期に渡来した北アメリカ原産の植物で、飼料用によく栽培され、戦時中は加工用や食用・救荒食としても栽培されました。
現在は特にこれを目的に栽培されることはほとんどありませんが、草刈りされない畑の脇や山麓などに逸出したものが野生化しています。
すでに離農してしまったであろう納屋の廃墟に、キクイモの花が咲いていました。
人間がその土地から離れても、かつての人の営みを感じさせるこんな風景もいい。
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