『今年は鳥を勉強したいんですー』
という問い合わせからの、ツアー当日。
ご要望のとおり、山麓の森で鳥見中心のツアーにしよう、と思っていたけど、あまりにも気持ちのいい快晴なんでお迎えに上がる道中で悩む私。
「鳥は少なめになっちゃうけど、せっかくの天気なんで冬の山を感じに行くのもアリですよー」
という車内会議の結果、鳥見+山展望計画のスノランツアーで行こう、となりました。
鳥の観察って、ツアー中に実際に鳥を見ながら隣で私が名前をひとつひとつ教えてあげるのもアリっちゃーアリなんですが、これからの鳥の季節に向けて――
『観察ポイントを知り』
『”記憶” の持ち帰り方を知る』
ことが出来て――、
このふたつに、『姿を見た時』と『声を聞いた時』という組み合わせでそれぞれのノウハウを知ることが出来れば、自分ひとりで歩いた時に自分のチカラで観察し、調べて、楽しめるようになります。
”ガイドさんと一緒だったから楽しめた” と言ってもらえることは個人的にとても嬉しいのですが、ガイドと一緒に歩いた経験を通して、自分自身で観察し・悩み・調べて・解決出来るようになる、というのが本当の楽しさ・豊かさだと思います。
ツアー中に見られる鳥は少なめでもそんなノウハウを整理しながら歩き、あとは存分に雪の山を楽しむ、というツアーでした。
森の樹は美しく…
山も美しい
日頃、お仕事で多忙な毎日のようなので、”癒やしの沢”で癒やされ中。
(森の中の気持ちのいい沢なんで私が勝手に ”癒やしの沢” と呼んでます)
食後に運動。
スノーランブラー練習。
来たる鳥の季節に向けて少しだけアカデミックに学びつつ、一日中美しい山の自然に浸かり、スキーで遊んで身体も動かし、ずっと誰にも会うことなく静かな森を歩く。
最高な一日に当たりました。
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