気づけるかどうかが勝負

イベント開催のネイチャーフォト・ワークショップ。

”写真を撮る”という行為から ”自然に対する目と感性を上げる” ことがテーマで、写真講座的・写真講座ではありません。あくまで、自然ガイドによる写真講座スタイルを貫きます。

よくありがちな、
「私、写真のセンスがないんで」とか、
「あの人はセンスがいいから」とか、
「私は大したカメラを使っていないから」
とかいった言い訳的話しは禁句。

センスや感性は(育て方を知れば)育つし、使っている機材は関係ありません。スマホだっていい写真を撮る人ってたくさんいるし。

身近な足元の自然の中で、自分がどれだけ自然の中の美しさや面白さに気づけるか――が勝負です。

そのためには「ゆっくり歩いて、動植物の名前が分かる」だけでは出来ず、それなりの見方やコツが必要です。
そんなコツを通して自分の心にビビッと来るものを探しながら歩き、それを表現するための「カメラ」の使い方を少し知りながら表現のコツを知り、知ってはまた試行錯誤を繰り返し……そんなふうに技術を身に付ければもっと表現に幅が出る。

技術は自由になるためのものなんです。

…とかエラそうなことを言っている私だって、人に何か伝わるようないい写真がいつも撮れるわけではありません。
だけど、そこに長く悩んで試行錯誤をしながら歩いている分の経験値は自負しております。

それでも上手く出来ないから面白い。

こんな奥深い楽しさを少しでも感じてもらって、これからも自然を楽しむキッカケになれば嬉しい限りです。

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