日中の気温6℃、時々小雨――こんな天気の中、鏡沼でツアーでした。
今シーズン最後の訪問になるでしょうか。
通常はこの時期のこの気温と天気の中でのツアーは中止や代替をするのだけど、お客さんはガイド(志望)の若者なんでいざ決行。
低温の中での雨なのに敢えて標高を上げて・敢えて薄着で・敢えて一日行程で・雨降る中で休憩をして、そんな季節の花も葉もない自然観察……などを体感することにもガイド的に意味があったりします。私も昔はよくこんなことばかりやっていたなぁ…と懐かしんだり。
冗談から真剣な話しまで話題は多岐にわたりながら、「さむぅぅー」と弱音を吐くことなく若者の真剣な眼差しに刺激されてました。
どうしてもガイドの技術は「知識」ばかりに目を向けられがちですが、こんな経験から得られる判断力や決断力・段取り・時間管理・行程管理・装備の知識…などの能力の方が大事。そのためには、無理出来る範囲内で無理するのも大事なんです。
私もすっかり芯まで冷えました。風呂が恋しい季節です。
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