冬の森で鳥見というのもいいのだけど、いつもの雪の森でのツアーとテイストを変えて、少し車を走らせてこんな鳥見へ。
ここはオジロワシの越冬地となっているのだけど、越冬数には年変動があります。
多い年は20羽以上いることもあれば探しても2~3羽しか見あたらないこともあり、こればっかりは毎年行ってみないと分からない。
この日は10羽近くが見られ、オオワシは3羽ほどした。オオワシはいつも少なめです。
オオワシよりも少し小型のオジロワシでさえ、翼を広げると(翼開長)2mほど。オオワシになると2m30cmほどもあります。
「新聞紙を見開いて広げると約80cmなので、それを横に2枚半~3枚繋げた大きさ」
といえば、いかに大きいかイメージしやすいでしょうか。
空を飛んでると大きさが分からんけども、実際に見ると青空バックでも明らかに大きい。
↓こちらは4歳ほどの若鳥。成鳥羽になるまでに6年ほどかかります。
↓こちらは成鳥。6歳くらいかな?
そして、久しぶりに出会ったミヤマホオジロ↓。
歩いていたらアオジのような地鳴きが聞こえたけども、夏鳥のアオジは今はいないはずだし、なんか声が違う……しばらく立ち止まっていたらホオジロ科のシルエットが一瞬見えました。(アオジとホオジロは地鳴きが違い、シルエットや行動も違う。”何が” と言われると難しいけど…)
ホオジロもいないはずなので、他のホオジロ科の中で冬鳥となると……ユキホオジロを期待したけど、”エレガント”の方でした。
ミヤマホオジロ。
学名は「Emberiza elegans」。「エレガントなホオジロ属」の名の通りでした。
このミヤマホオジロ、本州では冬鳥としてメジャーで特に西日本に多く、冬の公園や神社などで見かけます。
が、ニセコにいるとまったく見ません。雪が多すぎる土地は越冬地としてはダメなんでしょう。本州でも雪深い土地では見かけませんし。
エレガントな小鳥との出会いを求めて、身近な場所の地面を探してみたらどうでしょう?
コメント
ミヤマホオジロは此方にお越しですよー。
先日は城址でイカルとシメ(矢吹さんがよく目つきが悪い!と書いておられるので、一度見たかったのです)が、長らくいろいろな角度でじっくり見せてくれました。
シメは首を傾げるような動きが可愛らしかったです。
やっぱりそちらにはお越しでしたか。
イカルとシメは良かったですねー。目つきが悪かったでしょ?(笑)そこがまたいいのだけど。
そちらでは冬でも鳥見にいいので、鳥スイッチも入れて楽しんで下さい。