冬枯れの情景

晴れ~曇~小雨とコロコロ変わる天気で、気温も8℃~10℃ほど。

11月のツアーはこんなコンディションの日が多く実施場所の選択がガイド的に難しいのだけど、「冬枯れの景色って北海道らしくていいですよね~」なんて言ってくれるので(→強く共感)、敢えて、すっかり落葉を迎えている上にアプローチ道路も冬期通行止めになっている鏡沼へ。

私的には、雪が積もる直前の鏡沼は人もまったくいなく、寒く締まった空気感がそれはそれで良い!と、おススメを押してみました。
きちんと事前にやりとりをして、この時期のニセコの季節感や装備・服装についてご理解頂いているので出来ることです。やっぱりこの時期は、服装や靴がきちんとしていると行ける場所の選択肢が増えますね。
何より、”ありのままの” ”その時々の自然を楽しみたい” というお客様の考え方が素晴らしい!のです。

すっかり落葉が進んだこの時期に歩くと、コシアブラの葉の色やカラマツの黄葉が目立ちます。

コシアブラ
カラマツ

ダケカンバの白さも独特の美しさ。葉のある時期にはここまで目立ちません。

湿原内では小雨混じりとなって11月の寒さの洗礼を浴びたけど、アンヌプリ斜面のダケカンバ林が冬前の侘しさを醸し出してます。

いつものように、自然にきちんと目を配りながらも、道すがら色々な雑談をしながらの散策。

超・技術職で、超・責任が伴うお仕事に従事してらっしゃるこの日のお客様。
そんなプロフェッショナルな意識とスキルで仕事に向かい合っている難しさや悩みどころなんかを聞き、私も「うんうん」と頷きながら共感し、とても興味深いお話しが聞けました。

自然に目を向けて歩き、美しさに気づく自身の目を養い、自然の営みに思いを馳せることは、心の豊かさと癒しにも繋がります。多分。きっと。

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