海辺を歩きながらふと見てみると、小さな鳥が歩いていました。
トウネンだった。
見た目の姿もちょこちょことした行動も、なかなかの愛らしさです。
シギの仲間やチドリの仲間は鳥キチ(鳥好きマニアな仲間たち)の間では”シギチ”などと言われ、鳥の中で識別が難しい分類群のひとつで知られています。
『シギチの識別が……』なんて話題で盛り上がりながら、細かい場所を見分けて違いを見出し自分の目を磨く―こんな行為が、楽しくも深い泥沼のひとつになっているんです。
私はこの”シギチの沼”に足を踏み入れていません。
「基本種だけの名前が分かればオッケー。分からない時は分からないで、オッケーオッケー」
と、こだわることなく自分に甘い。
植物で十分、沼に立ち入ってますんで。
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