道端に生える植物たちは、踏まれる圧力(踏圧)や草刈り圧、強すぎる日光や排気ガスまで、様々な外圧に耐えながら繁殖すべく花を咲かせています。
そんないわゆる雑草と呼ばれる植物は、様々な圧力に耐えた結果、姿かたちの印象が図鑑通りにいかずに変化していることも多く、そんな部分が道端モノを見分けるひとつの難しさにもなっています。
北海道の秋を代表する花エゾノコンギクは、”雑草”というイメージではないけども、林縁や畑脇、空き地などに花を咲かせる野菊の仲間。
荒れ地に咲いたエゾノコンギクは、まるで園芸種のような花付きの良さでした。
幾度となく刈られたり重機でならされているうちに、身の危険を感じて繁殖のための花を多くつけるようになったんでしょうかね。
そう考えると、健気でもあります。見た目はちょっとアピールしすぎですが。
通常の(図鑑通りの)エゾノコンギクはこんな↓です。
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