スイッチON

先日の夜、倶知安風土館(地元博物館)で冬の恒例イベント、
「木の曜日講座」が開催されました。
今年は、蝦夷富士-羊蹄山をテーマに各講師陣が毎週木曜日にお話しします。
最終回となる前回木曜日はワタシの番でした。
夜の1時間半程度の時間を使って、富士山の植生と鳥の関係、羊蹄山の植生と鳥の関係について、の室内講座。
両者の山を比べながら、実際に富士山や羊蹄山を登るにあたってどんなトコロを意識すると魅力が倍増し、
歩きながらも意識さえすればどんな鳥が見れるのか、をお話ししました。
日頃のツアーや観察会などでは、このような高山性の鳥や森林植生にはふれる機会がないので、
とっても新鮮な鳥たちの紹介となります。
羊蹄山の魅力の再発見、が大きなテーマです。
夜の講座は50人以上の方々が町内外から集まってくれ、質問もたくさんしてくれて、
ワタシとしてもとっても楽しい充実した時間でした。
次の日の午前中は、羊蹄山麓の森の中をスノーハイキング。
一見、あいにくの天気っぽい雰囲気でしたが、実際に歩いてみればまったく問題なし!
こちらも20人くらいの方々がご参加。
これだけの人数で歩きながらも、オオタカなどの鳥にまで出会い、ラッキーです。
日頃だったら目を向けないようなモノに目を向けて、アンテナ感度を高めるだけでいろんな自然が見えてくる、
という和気あいあいとした楽しい散策でした。
こんな機会をキッカケに、皆さんの “自然をみる”モードのスイッチが入り、これからも楽しんでもらえるといいですね。
ワタシもすっかりスイッチONしています。
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