去年やっと出会えたトラキチラン。
ごく限られた地域にしか分布していない上に生育する森林も限られていて、個体数も極端に少ない。
さらには菌と共生している葉を持たないラン(菌従属腐生植物)なので、花がないと見つけるのがほぼ不可能、となるとそうそう出会えません。
幻のランなどとも言われています。
(2017.8.13 道東)
”やっと花が見れた” と言ってもそれでおしまいではなく、せっかく ”見つける目” が出来たのだからそこからがスタートです。
去年よりも数日早い時期だけど…
・果たして同じ場所でまた開花するのか
・花の当たり年のような開花の年変動があるのか
・この場所での開花のベストな時期は
・もっと広範囲を歩けばもっと数多く見つかるのか
などが気になり、今年また訪問。
当然、遊歩道などの道は一切ありません。
去年の開花場所の森。
ヒグマにばったり遭遇なんてことのないように気をつけながら、目を皿のようにして黙々と歩き…
付近の誰も歩かない林道を歩いたり…
こんな森もパトロール。
何が悪いのかちっとも分かりませんが、今年は一個体もいませんでした。
いくら時期が早めとはいえ、花茎くらいは立ち上げていると思ったけど…。
『まぁハズレもひとつの経験値。この積み重ね…』ということで、また来てみよう。
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