秋になって風が冷たくなっています。
特に、山歩きで休んでいると、急にブルっとした寒さを感じる季節です。
原因のひとつは、肌着に吸収された汗が気温や風で冷やされ、それが肌に触れることで感じる冷え。
いわゆる「汗冷え」です。
東北地方の山猟師である “またぎ” は、いかに汗をかかずに歩き続けるか、に専念するほどらしいです。
それほど、寒い地域で汗をかくことは深刻なことなのです。
「ちょっと肌寒く感じることなんていつものこと」
かもしれませんが、それだとちょっと精神論的。
山歩きのように気象条件が厳しく、すぐに車に戻れるわけでもない、って場所では問題です。
「楽しむ」余裕もなくなっちゃう。
最悪、低体温症という深刻な事態にもなりかねません。
今年からワタシも導入した、ファイントラック「フラッドラッシュスキンメッシュ」シャツはそんな時に威力を発揮します。
身体から出た汗はすばやくこのシャツを通り抜けて上に着ているシャツに吸収され、上からの水分はこのシャツがブロック。
つまり、肌で直接感じる水分がほとんどなくなります。
肌に水分が直接当たらなければ、感じる寒さも大幅に減る、というワケ。
第二の肌、を着る感覚。
ただし、身体から出た水分(汗)をすばやく上部レイヤーに移行させるためには、
上に着るシャツは多少タイトなものである必要があります。
また、このシャツ自体も普通よりもタイトな着心地。シャツ自体が肌全面に触れてないと意味ないですからね。
「その窮屈感がイヤ」
という方もいるかもしれませんが、肌寒い時期の山ではそんなことは言ってられません。
いつもだったら汗冷えするところで寒さを感じない、ってのは何よりなのです。
しかも、大雨にあたり続けて雨と湿気で服が濡れてきても、このシャツの表地の防水性によって、
ジメッと感は最小限に抑えられます。
ここでも寒さ対策ができます。
先日、ひとケタの気温の山頂で、横殴りの雨で大風吹いても、汗冷えなし!でした。
今年はシーズンを通して、「さらば!汗冷え」なのでした。
ちょっとオドロキ。
汗冷えをいつも感じてツラい・・・って方はご参考に。
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