数字と感覚

ここ2~3年の雪の降り方って、
「降る時は猛烈な吹雪!」
って日が多い気がしてました。
それに比べて今年はずいぶんと穏やかな気がします。
年末年始は結構な量の雪が一気に積もりましたが、比較的毎日シンシンとした降り方。
車の運転が出来ないほどの猛烈地吹雪―って日はほとんどありませんでした。
しかもここしばらくは、降るには降っても除雪に追われるような降り方をしてません。
ずいぶんと穏やかな毎日が続いている気がします。
だけどこれって、生活しながらの感覚。
じゃ実際はどうなの?ということで、調べてみると・・・・
倶知安の公式の数値は、
 ・現在の積雪量=180cm(113%)
 ・今冬の累積降雪量=754cm(97%)
でした(気象庁データより。カッコ内は例年値)。
例年とほとんど変わらないのですね~。
今年は多いってほどでも少ないってわけでもない。
降雪量の増えるペースも例年とあまり変わらず。
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しかし、家の前を見る限りでは、ずいぶんと少なめです。
2012年2月14日
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2013年2月17日
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2014年2月14日(今年)
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ウチは吹き溜まり地帯なので、大風の日が多い年は積雪量が大きく増えがちです。
自然の移り変わりや様相って、かなり「感覚」に頼っている部分が多いです。
だけど、こんなふうにキチンと数字でも見てみると、全体像がしっかりと見えますね。
とっても大事なことかと思ってます。
だけど、数字だけを鵜呑みにして、
「今年の雪はいつも通りなんだよ!少ない気がするのは錯覚錯覚!!」
と “感覚論” を切り捨てるのも少し違う気がします。
あくまで数字は「ある場所での公式数値」。
それだけ、といえばそれだけ。
やっぱり、そこに住む人の個人的な感覚も自然をつかむにはとっても大事。
数字的なところと感覚的なところをバランスよく見てみるのが大事ですね。
そして、この両者のズレをどうみるか、というところにも自然をみる本質的な楽しさがあるのかもしれません。
ちなみに、
札幌の年間累積降雪量は、597cm。
倶知安は例年1000cm(10m)を越えます。
今の倶知安の累積降雪量が754cmということは・・・・・・
春までに、あと3m近い量の雪が降るっていうことかい!?
え~どうなの?って気分です。

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