この数日は地域のガイド同士でニセコエリアの森を見に、歩きまわってました。
その目的は・・・、
“個々の動植物のリストアップをして、それぞれの森の全体像もキチンと記録する”
ごく簡単に言えば、こんなことです。
が、これってやろうとするとムズカシイもので、お師匠さんのアドバイスの元、ニセコエリアの森をキチンと見て、地域の自然ガイドの数人で3年ほどかけて地道にやっていく計画です。
今回は、まずは雪があるうちに、羊蹄山の気になる森まで登る計画。
羊蹄山は高山植物帯ばかりに目を向けられますが、標高に伴って森の姿が変わっていく―垂直分布―が天然記念物にもなっている山。
そんなところをキチンと把握する目的。となると、森を見に登るしかありません。
ガイドがこれだけ揃えば、道具も多種多様に揃いますね。
春を感じながら、だけどキチンとシビアに見ながらの歩きです。
冬だから見られる、デカ・エゾマツ。
冬だから見られる、デカ・ダケカンバ。
羊蹄山750m付近の森。
当然、山ばかりでなく里の森もキチンと見ます。
地域の先人たちの歴史と今の森の姿、というところも知ることが大事なのです。
ワタシのツアーや学校の講義でも大事にしていることですが、
“そこにある個々の動植物を見分けられることが何より大事。だけどそんなことを通して、自然全体をキチンと見れるよう” にワタシも精進なのです。
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.
コメント