デジタル講義

ワタシの尊敬する諸先輩の方々は、フィールドでの観察力や洞察力はさることながら、その知識力(情報力)たるやスゴいものがあります。
ワタシなんぞまだまだ足元にも及びませんが、そんな技術にあやかろうと、かつて躍起になって知識力を高めるためのアレコレを勉強したことがあります。
知識がないので勉強の仕方を勉強することから、って時間がかかります(笑)
知識力の源のひとつは、情報力。
そのために、まずは「情報収集力」。
どうすれば思ったらすぐに収集できるか、というところも大事ですね。
だけども“収集”するだけで、見返したり・必要な時に必要な情報を見つけられない、じゃ意味がありません。
となると、「情報整理力」。
過度な労力を費やすことなく整理出来るか、難しいところです。
そして、効率よくそこから単語を“引き出す”には「情報検索力」。
集めた情報を引き出したり、読み返したりするのに、いかにスムーズに出来るか。
・・・う~ん、ムズカシイですね。
本を読んで情報を収集しても、ネットで調べモノをしても、それを全部覚えておくなんてことはワタシには出来ません。その場で「へぇ~」と思うだけ。人に話せるレベルの理解・記憶ではありません。
かといって、それを全部メモしておくほど、マメでもありません。
そうなるとここいら辺、いかにデジタルの力を使いこなせるか、というのも大きいかと思います。
デジタルなものを使いこなす、ということについては得手・不得手があるもので、
「私、デジタルものは苦手で・・・」
と言う人も少なくないかもしれません。
だけども、自然の仕事についたらそんなことも言ってられなく、情報力いかんによってガイド技術に大きく差が出るところ。
かといってデジタルものについて教えてもらう機会なんてなかなかないし、そもそも不得手だと勉強するにも何をしたらいいか・・・。
その間にも、日々収集すべき情報は溜まっていくわけで・・・。
無計画に溜め込むだけでは、日に日に情報検索力は落ちていくわけで・・・。
ということで、今週の講義は、
「情報をいかに収集し、使いやすく整理していくか」
というところ。
デジタル講座の様相でした。
デジタルの世界は超流動的な上、やり方はひとつではありません。
さらに整理方法にはデジタル環境や個人の性格まで関係するので、皆でそれぞれ意見を言いながら、自分にあった情報の整理方法を探ります。
ワタシのやり方を紹介したり、学生の今のやり方の不備を指摘したり、新たなやり方を探ったり―、
ワタシもこの時期の一大作業にいい刺激になりました。
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