アタリ

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今日も氷点下スタートの朝。
それでも負けませんよー、ワタシ。
毎回車で通るたびに、「ここいらの森、ありそうだな~。」と、気になっていた場所へ。ここはニセコと違って雪の少ない場所。まだ間に合います。
さらに今なら木々の葉っぱは落ちて見通しが良く、下草もなくなって縦横無尽に歩きやすく、探すにはいい時期かと。
遊歩道でもなんでもない、道路脇から森へ突入!狙いは頭上・・・。
しばらく森を彷徨い続けると、お目当てのモノはあるにはあったのですが、小さい個体でしかも遥か頭上。ほぼ、点。
もうちょっと見やすいのはないのかな~、とさらに彷徨い続け・・・お目当てのモノ、ありました。
ツリシュスラン(北方型とされるヒロハツリシュスランでしょうか)。
時期になれば、樹上から花が垂れ下がるように咲く、とても珍しい着生ランです。
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花期は真夏ですが、その時期はヤブで歩きにくいし、木々の葉っぱも全開で見つけにくい。ハチやらダニやらもいるし。かといって、歩きやすい所を適当に歩いていて偶然見つけられるほど、たくさんある植物ではありません。
だから、花が咲いていなくても、見通しのいい今時期に生育場所を探したかったんです。
これで夏になれば、無駄に歩くことなく花を見に行けます。
他にもいい個体はないかな~、とさらに歩きまわっていると・・・・・・何と・・・コレ!
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つい先月に2年越しで見つけたスギランではないですか!こんなところにも!
こちらもとても珍しい着生シダ。
スギランらしい壮大な株は作ってはいませんでしたが、数個体だけが細々と生育していました。
改めて、出歩かないと当たらない宝探し、を実感なのでした。

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