今日は朝から雨。
だけども春のこの季節はどんどん進んでいくので、雨具持参でフィールドワーク。
雨だろうと、シジュウカラ・ハシブトガラに始まり、アオジ・ウソ・ウグイス・ヤブサメなど鳴きまくりでした。
そして、やっぱりいらっしゃいました、王女様―ヒナスミレ。
スミレのプリンセスなんて言われています。
それにしても本降りの雨とどんよりとした雲で、暗い暗い。
「ワタシに光を~!」 防水コンデジではこれが限界です。
タチツボスミレも少しだけ咲き出しています。
ニセコではやっと本番のカタクリも、ここではもう終盤。
さらに今日は雨なので、花を閉じています。
コジマさんもいました。コジマエンレイソウ。
キバナノアマナもだいぶ終盤を迎えてますが、そんな中に・・・明らかに小さい花と線形の葉・・・。
北海道にはキバナノアマナの他に、ヒメアマナとエゾヒメアマナというものがあります。
少し違和感を感じるアマナを見ても、たいていはキバナノアマナの小さい個体。
だけどもこれはかなり華奢で、ずいぶんな違和感でした。
葉脈間がへこむものがエゾヒメアマナとされていますが、実際はかなり微妙で……。
一応見てみましたがへこみはなく、花弁の披針形も広く、葉は粉白色を帯びず――、分布域的にもヒメアマナということにしました。
久しぶりの出会いです。
個体数はかなり少ないですが、一度キチンと認識してみると散発的にありました。
雨でもイケるものです。
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