鳥見の会

7年近く続けていたフォレストレック恒例「鳥見の会」は、昨年は一時お休み、今年はリクエストにより小規模開催中。
今まで多くの地元の方々と一緒に鳥を見て歩いてきたのが、この鳥見の会。
最近は町内でも鳥を見ようとする人が増え、嬉しい限りです。しかも皆さん、ずいぶんと詳しいし。
昨日・今日の鳥見の会は、そんな、もうすでに鳥を見れる人達の少数精鋭でした。一般の自然好きな方から、元自然ガイド・現役自然ガイドの人まで。
昨晩の室内講座は、より幅広く鳥を理解したり、より深く知って見るための予備講座。
今日の野外観察は、多様な環境をしっかり歩いて、“数”をキチンと拾っていくスタイルでの観察です。
例年の鳥見の会では、ひとつの鳥の行動や生息環境をじっくりと見るためほとんど歩かないような観察を主体にやっていますが、さくさくと歩きながら環境に合わせた鳥を拾って多くの種類をかせぐ、という鳥見の方法もアリなのです。
そんな観察法のためには、「それぞれの鳥が好む環境」と「人間が観察をしやすい環境」が両立した場所をいかに多く見極められるか、というのが勝負です。
和気あいあいと話しながら楽しく歩いても、誰かしらがキチンと鳥を見つけてくれます。私はトークしているだけで、あとは最終確定用にいるだけです(笑)
みんなでキチンと観察すると新たな発見もあり、小鳥たちの求愛行動までじっくり観察。
花や鳥を愛でていい年のオジサンが喜んで、小鳥の求愛を見ながらほのぼのと・・・平和ですな。
そんなこんなで、出現種は30種。
場所によっては、キビタキ・オオルリ・ウソなど「スミマセン~、通らせて頂きますよぉ~」というほど。
その上、クマゲラ・ハイタカまで。
天気のいい中、気の知れた地元の人たちと地元の自然を再認識して、ワタシもたいそう楽しい観察会でした。
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