前回の花見のつづきで・・・
今まで捜索(?)に何度も歩きまわり、やっと昨年の冬の直前に見つけたものがあります。
→ブログ 2015.11.25投稿 「アタリ」
このブログにあるように、葉っぱを見つけたツリシュスランは今頃が花期のはず。
となるとこの日はもう一度行って、「一体、花を咲かせるのか」確認です。
昨年のうちに、数個体のツリシュスランの葉を見つけていたのですが、そのうち今年開花したのは一個体のみ。
初めての出会いでした。
本当に、「花を咲かせる」ってタイヘンなのですね。
さてそれとは別日に、別モノを探していつものように誰も歩いていない森を独り歩いていると、ふと足が止まり、
「・・・?・・・?!!おぉぉぉぉー!!」
とひとり大盛り上がり。
壮大なスギランでした。
本州では壮大な株になることの多い、この着生シダ。
北限域の北海道では、ほそぼそと小さい個体ばかり。そもそも滅多に見られません。
その上、着生というもんだから、いつも遥か頭上にあり、さらに出会えません(というか、気付けません)。
去年見つけたスギランも、「やっと実物に出会えた」というだけで、スギランらしい個体ではありませんでした。
それが今回は、なかなか圧巻の壮大な株です。
いやいや、興奮しました(笑)
やはり、こういうモノを追いかけるワタシ的意義は、
「珍しいモノを見たい」
のではなく、
「珍しいモノも一度キチンと見ておけば、それから先の数少ない出会いに気付くことが出来る」
という、自然をみる目を養うことなのです。
まさにその通りに気付くことができ、そんなトコロにも歓喜。
いや~、ここまで長かった・・・(笑)
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