今回は、調査仕事でも遠征ツアーでもない出張仕事。
道北のとある遊歩道の活用・管理にあたっての、事前調査とアドバイスが主な仕事です。
森の中を地域の方々数名と歩き回っていたので、ガイド仕事みたいなものですが(笑)
道内には、
「数十年前に遊歩道を作ったけども、色々な理由で今はもう廃れている・・・」
という場所がたくさんあります。
私も全道各地の様々な遊歩道を歩き、いいバランス感覚の管理をしている遊歩道から、すっかり荒れ放題の遊歩道まで、数多く見てきました。
知床などの大きな自然観光地ならいざしらず、地域の小さな遊歩道では、いくら遊歩道を歩く人がいても管理に費用がかかるだけでお金が落ちないことから放置されてしまうことも多々あります。
だけども、自然の中にアプローチできる場を提供し、地域の子供たちの多様な経験の場として、再活用を目指している所もあります。
今回はそんな場所。
地域の方と一緒に遊歩道を歩きつつ、
「クマ対策にはこんなことを―」
「こんな管理のチカラ加減はどうでしょう―」
「今ある資源を使って、こんな企画も出来そうだ―」
なんて雑談をしながら、その森に生息する植物と鳥のリスト作成。
これから地域の方々に上手く活用されて、地域の自然を見直すキッカケの場になればいいですね。
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