前のめりの

この日は、「洞爺湖有珠山ジオパーク」主催で講習会を依頼され、他地域に出向いてました。
一般の人向けではなく、地域のガイド向け講習会です。
自然ガイドの技術って「識別力と自然についての知識量」と思われがちですが、実はそうではなく(当然それも大事ですが)、それらの知識・情報をどう伝え、どうお客様の経験に繋げて自然を見る楽しさを喚起させるか、という部分にも大きな技術が隠れています。
しかもそんな技術は、ひとりではスキルアップ出来ません。
「ここまで出来ればOK」とか、「一度出来ればいつも出来る」といった画一的な正解のある技術ではないので、常にガイド同士で考えながら・評価し合いながら・刺激し合いながらスキルアップをしていくしかないのです。
その大元となる「自然ガイドの技術」って、そもそも一体何なのか?
そんな様々な自然ガイドの技術を系統立てて整理し、みんなで改めて考える講習会です。
ワタシが20年前に勉強したかった(笑)
それにしても、ただワタシの持論を展開させてもらっただけなのに、参加者の皆さんの前のめりな真摯な態度にワタシも刺激をもらい、ワタシ自身常に何歩も先を行くためにもふんどしをシメ直した次第です。
フィールドワークも大事ですが、ガイド同士でこんなふうに刺激し合うことはもっと大事かもしれませんね。
↓写真を撮ってもらいました。
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相変わらず、道路脇でも観察しています(笑)
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当然森林内でも見てますよ。
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