気づく楽しさ

お盆の混雑も終わり、鏡沼は今日も静かです。
自然ツアーで歩く場所は、ガイドがいなくても歩けるっちゃー歩けますが、やっぱり色々と気づきながら・知りながら歩いたほうが楽しい、というわけで、お申し込み頂きました。
ガイドが最初からからずっと「これはデスネ~・・・」と解説(気付きの押し売り)をすれば簡単ですが、そればかりだとつまらない。
かといって、お客さんが気づくまでこちらからは何も言わず…じゃ、ガイドにお金を払っている意味もないわけで……。
このチカラ加減が、ガイドひとりひとりの「個性」ちゅうか「技術」ちゅうか「経験」なんでしょうね。
そんな「いいチカラ加減」を日々目指してます。
ワタシ的にひとつの植物だけでも、お客さま自身が “見られるようになれば” OK。
あとはこちらがこちょこちょと刺激してあげれば、他のモノにも自ら気づくなるようになるものだと思っています。
そうやってお客さま自身が、「今まで気付きもしなかった世界に目を向けるようになる」お手伝いが出来れば嬉しい限りです。
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こんなふうに自分から写真を撮ったり、見過ごすような小さな鳥の声やらシダまで質問が及ぶようになれば、ワタシのやることはおしまい。
知の泥沼地獄へようこそ(笑)
自然をみる、って難しいようで簡単。されど、簡単なようで難しくて奥深い…それが楽しい。
それを伝えるのは、やっぱりとてもムズカシイ。
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