ヤブガラシ

本州ではメジャーなスーパー雑草の、ヤブガラシ。
”藪をも枯らす” ほど他の植物に絡みついて繁茂することから、ヤブガラシと呼ばれます。
本州では他にもクズやカナムグラなど、厄介な雑草と呼ばれる様々な ”つる植物” がありますが、北海道ではあまり見かけません。
そもそもこれら ”つる植物” はとても多くの太陽光を必要とするタイプが多く、冬の長い北海道では生育にあまり適さないのでしょう。
クズは道南から道央の海岸部を中心とした地域、ヤブガラシは道南から室蘭・札幌周辺の都市部で見られ、カナムグラに至っては胆振地方の数カ所で見たことがある程度です。
以前、小樽市内を運転中、信号待ちの際に道端でヤブガラシを見つけ、わざわざ降りて写真を撮ったくらいです。
(都市部のヤブガラシは、街路樹などの根や土に混じって移入されたものなのでしょうか)
2年前にニセコ(倶知安町)でも初めてヤブガラシを見つけ、「へぇぇ~」とひとり驚きました。
だけども、1~2個体程度がひょろひょろ~と生育している程度↓。
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今回、秋田県の小さな集落の道脇に、ヤブガラシがありました。
正真正銘、”藪まで枯らす” 勢いのヤブガラシ。
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スゴい……。

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