数日前、道内の自然ガイド志望の若者がツアーに来てくれました。
昨年はまずは普通にツアーに参加してくれて、秋には個人的な講習会のご依頼で室内で一日ガイド講習をし、今回は野外で「自然の見方・深め方」をテーマにナチュラリスト講座的ツアー。
自然を読み解くための見方と、自分の目や気づきの深め方―みたいな感じでしょうか。
一見ムズカシそうな感じだけども、通常でご一緒させてもらっているお客様ひとりひとりにも、ツアー内でここの部分を少しずつ観察しながら・楽しみながら触れて歩いている部分です。
ツアーに参加したことある人は、それほどムズカシイ話しじゃないでしょ?(多分)
逆に、ガイドさん相手には講習会ですらそこいらのことを話したことはありません。
ガイド相手であれば普通、「これは〇〇」という知識を共有するだけですんで。
そんな、ガイド相手でも話さない「自然の見方・深め方・そもそも何で個々を観察するのか」みたいな、自然をみる本質的な部分を一日かけて系統立てて意識して実践するって、重いですね……(笑)
しかも正解なのかも分からない ”ヤブキ的持論” ですんで。
それでも頑張る若者たち。勉強熱心です。
私も彼らくらいの年齢の時にこれくらいやっていれば、もっと自然が見られるようになったのでしょうかね。
まぁ、ワタシ的には紆余曲折・右往左往しながらやってきたのが楽しかった、というのもありますが。
「自然が好き」というだけではなく、「プロガイドとして」という目標に向かって頑張って・悩んで・学ぼうとしている人と触れることは、年齢・経験なんて関係なくこちらも刺激をもらえます。
特にここ2年ほどで、そんな人たちが周りに急に増えてくれてありがたい。
ホント、実はこちらが勉強させてもらっています。
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