ヤマグワ

ヤマグワは全国に自生する桑の葉で、本州では養蚕用に栽培されたものが野生化した中国原産のマグワとごっちゃになっています。
北海道は「桑の葉」と言えば、たいてい自生種であるヤマグワをさすことが多いかと思います。「小さい頃に、よく実を食べた」という思い出がある人もいるでしょうか。
ヤマグワにしろマグワにしろ、葉が不規則に分裂したりしなかったり、まぁ気まぐれな葉の形が特徴です。図鑑によっては「葉に欠刻がある」なんて書いてあるものもあります。
こんな感じがよく見るタイプ。
一枚一枚で切れ込みの深さや位置が違ったりします。
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若い葉ではこんなにもキレキレになるんだな、という発見。
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「葉が不規則に分裂しているのが特徴―」なんて覚えていると、意外とまったく分裂しないごく ”普通の葉の形” をしたヤマグワも結構多くて、昔はよく分からなかったなー、なんて思い出します。
(分裂しないヤマグワの葉)
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