アツい一日

8月も終わるというのに27℃ほどの最高気温で、夏のような暑い一日。
この日は自然を専門的に勉強(研究)しているリピーターのお客様(若者)とツアーの一日で、内容もアツい一日でした。

参加にあたってはいつも知りたい事についての要望を言ってくれて、私も彼の嗜好を推察しながら場所と内容を考え、彼の新たな自然観の扉をくすぐりながらのツアーになるといい。
こんな自然ツアーが、専門家としての彼の自然観に少なからず影響を与えられれば嬉しい。
ガイド的には難しくもやりがいのあるツアーですね。

とはいえ基本、いつも通り。開ける引き出しの数と開け具合が多いだけ。
自然美を愛でる感性と気づきはどんな人にも共通ですし。

専門的な話しを交えつつも、そんな気づきと感性を育むための(ワタシ的)コツなどにも触れ、まぁ進まないツアーでした。
1時間半で歩ける行程に3時間以上かけ、3時間の行程に一日かけるほど。そのかわり、自然をみる目と気づきは数知れず。

ガイドといっても私が”教える”わけではなく、年齢や経験を超えて、いちナチュラリスト同士で知識と目と感性を共有できることはガイドとしても幸せなことなのです。

難しい自然の話題だけではなく、純粋に森の光の美を愛でる。
ヤブキ的『自然がみられるようになる写真講座』も開催。

”自然の研究”という専門的なことをしながらも、新たな自分の”目”を磨き、人の話しに耳を傾け、おおいに悩み……素晴らしいことですね。
ずいぶんと年上のオジサンガイドも刺激をもらいつつ、まだまだ負けてられません。

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