秋に向かっていく森は目立つ花も少なくなってきて、紅葉の季節までは寂しい雰囲気になってきます。
そんな夏の終わり、ヤブタバコの花は花期を迎えます。
地味なんであまり気にもされませんが、今回はそんな地味な花をピックアップ。
こちら「(The)ヤブタバコ」。道央が分布の中心で、雪の少ない地域でよく見かける気がしてます。
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ニセコなどの雪の多い地域の森林内ではミヤマヤブタバコが多いような。
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こちらはノッポロガンクビソウ。探すと意外とある気もしているけど…。
![](http://blog.forestrek.com/wp-content/uploads/2021/08/210812-12.22.27_0016_ftre.jpg)
葉の付け根の軸(葉柄)が翼(よく)状になる(=ミヤマヤブタバコ)か、ならない(=ノッポロガンクビソウ)か、が代表的な識別点なんですが、微妙なものもいます。
ミヤマ…とノッポロ…がよく似ていて間違われるけども、このふたつが並んでいるのは珍しい。「奇跡のコラボだ」と喜んでました。
これら3種がよく見るヤブタバコの仲間ですが、コヤブタバコになると一気に見る機会がなくなります。
![](http://blog.forestrek.com/wp-content/uploads/2021/08/210823-10.23.35_0028_ftre.jpg)
これでオオガンクビソウの写真があればこの仲間が勢揃いなんだけど、あいにくありません。
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