この日は、一日中、本降りの雨。
いつもならツアーが中止になるような降り方なんだけど、場所を変更して、足元や天気による危険度を下げれば、あとはお客様の気持ち次第。
雨具を着ていても身体が濡れるような降り方だけども、この日の気温を考えても寒さを感じるほどではなく、これも気持ち次第。
安全上は問題ありません。
安全上問題がないのなら私から中止にすることはないので、そんな状況をお伝えして相談してみたら……「行く!」とお客様談。
お客様の装備も良いので、本降りの雨の中のツアーとなりました。
せっかくなので、雨の中での歩き方や大雨の中での雨具の着用方法、道具選びのポイントなどなど山歩きのコツ的な部分に触れつつ、テクニックだけでなく気持ちの面で――
- うつむいて歩かないこと
- ネガティブな発言をしないこと
- 雨ならではの美しいモノを探すこと
なんてことも、雨の中を歩く重要なテクニックです。
心に余白を作ることが、楽しみを増やし怪我や事故を減らすコツでもあります。
大人になると全身びしょ濡れになって歩くなんてことはなかなかないでしょう。
だからこそこういう機会に歩いてみる、というチャレンジもまたいいかもしれませんね。
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