地元観察会

この日は町主催の観察会を頼まれて、地元の人たちと歩いてました。

でも…生憎の雨。

この観察会は地元の人相手なので、私的には、
「地元の人でも行ったことのない(知らない)ような場所で」
「何かしらの発見があり」
「自分の住む地域 ”らしさ” に気づける場所で」
といった場所にお連れしたい。

その上さらに雨となれば、場所選びが難しい…。

でもまぁそんな難しさは意外と得意なんで、当初の予定していた場所から、雨が酷くなっても大丈夫な場所に急遽変更。集合後どこに行くのか誰も知らない、という、いつもの私のツアーみたいになっちゃいました。

↓写真だとよく分からないけど…

道の両脇は花だらけで、足の踏み場に困るくらい自然度が高い道です。この写真↓は一応道ですから。素敵だ。

エゾエンゴサクは山ほど咲いていて、そこにエンレイソウやニリンソウ、ヒトリシズカやユキザサなどなど、遊歩道を埋めるように咲いています。
ニセコからすぐの隣町にある遊歩道なんだけど、人に知られていなくてとても自然度の高い、春の花を見るにはぴったりな道なんです。

ヒトリシズカ
ニリンソウ
オオカメノキ

この地域一帯の春植物が次の段階へと移り変わる端境期に日程を設定したので、やっぱり花だらけ。おかげで雨も気になりません。

帰りは、またまた私の思いつきで、「多分今頃咲いているはずなんで」ということでナガハシスミレを見に立ち寄ってみました。

ナガハシスミレは道南のスミレなんで、ここいらの地域ではなかなか見られないスミレ。私的には、北限個体か?と思っているくらい。
数年前に偶然見つけてから個人的に毎年開花をチェックしている個体群なんだけど、今年はまだ行っていなかったのでこの機会にチェックです。なんてことのない砂利スペースに車を停めて3分ほど歩けば見れます。
やっぱり咲いてた。

ナガハシスミレ


雨でもまったく問題なし!な一日でした。

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