例年クリスマスから年末年始は寒波が襲来し、除雪に追われる毎日で積雪量がどっと増えたりするものですが、今年は北陸地方に災害級の雪が降っていて、いつも大雪が当たり前のニセコではたいしたことはありません。
降り方だけでなく寒気の入り方もいつもと違っていて、今日も日中はプラスの1~2℃くらい。こんな気温が数日続くなんて、この時期ではあり得ないほどの暖かさです。
湿った雪で、本州の除雪の大変さをまざまざと感じる朝でした。
この日のツアーは、湿り雪&深い雪。
ニセコではあまり味わうことのない重い雪で、しかも膝までの深さ。スノーシューで一日歩くのは辛すぎるのでスノーランブラーにしたけれど、それはそれで歩くのも滑るのも大変です。
↓3人で本日の雪チェック。読み通り湿雪・深雪で、テクニカルでした。
前に進むだけでも大変な雪なんで「私の作った道をたどると楽できますよぉー」と何度も言っているのに、ふたりとも自分の道を切り拓きたいタイプなのか、おのおのが新雪を歩いてました。
頼もしいかぎり……。
こんな大変な雪の日は「タイヘンだぁ…疲れたぁ…ブツブツ…」と内向きにならず、こんなふうに無理のない程度に頑張ってみると意外とハイになれますよ。
↓吹雪に立ち向かう勇姿。
下りでも、私が「かなり難しいっすよー」と言いながらも果敢に斜面にチャレンジして……転んで。
”森を歩くためのスノーランブラー” とはいえ、スキーといえばスキーみたいなものなので、転んで雪に埋もれた数だけ上手くなるのは間違いありません。
頼もしい限りです。
そんな中でも、たまにはキチンと自然を見て・眺めて・知って……。
私が筋肉痛になりそうです(笑)
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